賢者タイプ

あの人に頼めば大丈夫!いつもみんなを支えてくれる、スーパー優等生。

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このタイプまとめ

・温厚で平和主義、求められたことは何でもできる万能選手。

・波風を立てないよう周りの状況を優先するため、周囲からは人望が厚い。

・真面目で優しい反面、人に甘えられない不器用さも。

・できないところが気になりがちなので、意識的に自分を褒めて。

・人に任せる練習をすると◎

・「自分を最優先にする」「自分の境界線をしっかりと守る」意識を。

・やりたいことが見つかったら、やることを削ってゆき、自分の『やりたい』に特化した生き方にシフトしていくのが◎

このタイプについてもっと詳しく知る

このタイプの基本性格

賢者さんは、温厚で平和主義、求められたことは何でもできる万能選手。

「周りの人が困っていないか、みんなうまくいっているか?」そんな視点をいつも持っているのがこのタイプです。

優しい人柄と広い視野のみならず、問題があると、その原因を分析し、現実的に解決していく実力も持っています。また、一度に複数のことをこなせるマルチタスク性があるため、多様な場面で頼りにされるでしょう。

また、性格的には争いを好まず、真面目で誠実。とても一生懸命です。全体のバランスを見るのも得意です。自己主張をするよりは相手の事情や周りの状況を優先する傾向があるので、どんな人にも信頼されて頼られます。「賢者さんならやってくれる、この人なら大丈夫」とみんなが口を揃えて言うような安定感があります。

しかしその反面、なかなか人に甘えられなかったり、ついつい我慢をしてしまったりするような部分があるでしょう。自分の心に蓋をする癖もやや見られます。

器用でそつのない能力のわりに、生き方そのものがちょっぴり不器用。それも賢者さんのギャップというか魅力のひとつではあるのですが、もしも生きにくさを感じているという場合は、「気を付けたいこと」を参考にしてみてください。

このタイプが気をつけたいこと

・能力が高いのに、自身を高く評価するどころか、むしろ、自分の出来ていないところを気にしやすい傾向があります。出来てしまうがゆえに、潔癖で、自分に求める基準が高いのです。ですから、日常では意識的に自分を褒めたり、出来ているところを数えたりするような視点を心がけるとよいでしょう。

人を頼る練習をしてみましょう。具体的な対策としては、生活の中ではなるべく「定期的に助けやサポートを求める」「休みの予定を決めて起き、その予定は何があっても死守する」というように、あらかじめ予定に組み込んで、人を頼るようにすることから始めるのがおすすめです。

「自分を最優先にする」「自分の境界線をしっかりと守る」ことを意識してください。賢者の人はついつい自分を犠牲にしてしまう癖があります。

仮に、あなたが助けることができなかったせいで誰かが失敗したとしても、その体験も実はその人の財産であり、良い経験であると捉えてみましょう。コントロールを手放して、自分より大きなものを信頼して任せること。そんなことを覚えていくと、賢者タイプの人はもっともっと大きな才能を発揮していけるはずです。

・賢者さんの特性は、実は『自分が本当にやりたいことが見つかった時に、それを効果的に達成するための道具的な気質』です。つまり、このスコアが一番高い人は、『自分にとって「これだ!」というものが見つかるその日のために、爪を研いでいるような状態にある人』ともいえるでしょう。

ですので、もしまだ『これだというやりたいことが見つかっていない』という場合は、『周囲の状況や周りの人のことはいったん置いておいて、自分個人は、どんな人生を送りたいのか』を見つめて、やりたいことを探してみるといいでしょう。

そして、それが見つかったら、「できること」をあえてどんどん手放していくのがおすすめ。自身でするべきこと以外は、他の人に任せたり、見切りをつけてやめるなどをして、自分の『やりたい』に特化した生き方にシフトしていってみましょう。

そうすると、まるで魔法のように、これまでの経験の引き出しが全て活きてくるような、面白い人生の展開になっていくことでしょう。

このタイプの人付き合い

賢者さんは、相手のニーズに応える関係性になりがち。面倒を見てあげる中でついつい「保護者」や「お母さん」と言ったような関係になりやすいのです。

また、その反面、心を許した人に対しては、相手に義務を果たすようにと迫ったりしてしまうところもあるかもしれません。

賢者さんの対人関係のコツは「関係に上下がない状態をつくる」ということ。そのためには、自分が与えることをまずやめることです。

逆説的なようですが、相手や周りの人が何かを求めていると思った時ほど、賢者さんは自分のことに集中してください。自分に自分で欲しいものを与えてあげたり、褒めてあげたり、しっかり一人の時間を取るようにしてみましょう。

互いに与え合う関係になる前に『自分で自分にしっかり与えられる人』同士になること。それが賢者さんの境界線をしっかり守るヒントです。

このタイプの仕事

賢者さんは、他視点かつマルチタスクな方が多いので、要求される仕事は大体できるでしょう。しかし、仕事と引き換えに心身を害してしまいやすいのもこのタイプ。

目の前の仕事を闇雲に処理せず、「自分が本当にやるべき仕事」と「そうでもない仕事」に振り分けながら、上手に分散させるスキルを身につけましょう。具体的には、6~7割の力でやる、やったふりをする、形だけ整えて中身は手抜きをする...ということを覚えるという感じです。

自分でできることも、意図的に自分以外の誰かに振り分けるといいでしょう。ついつい「大丈夫です、一人でできます」とやり過ごしてしてしまいがちな賢者さんですが、実は力になりたいと思っている人は多いのです。また、いつも完璧に見える賢者さんがスキや弱みをさらけ出してくれると、周囲の人はかえって喜んでくれるはずです。

また、少しずつでもいいので、仕事場面でも本音を言えるようにしていくといいでしょう。まずは『限られた信頼できる安全な人』に対して、練習のつもりで、甘えてみたり、作業を丸投げしてみたりなどすることを試してみてください。

コツは、最初からうまくいかせようとしないこと。試行錯誤しながら、自分なりにいいバランスを探ってみるといいでしょう。