オススメ記事 内観(ブロック解除・自己対話)

内観はじめの3つのステップ~悩みから抜け出せない時、自分を見つめる方法~

※このブログは「2018年8月6日公開 何かから抜け出せないときのおまじない」をリライトしたものです

こんにちは、神代です!

当サロンでは「自分と向き合う(内観・ブロック解除)」をお手伝いしたり、その方法や知識をレクチャーしておりますが…

「自分と向き合う」とか「内観」というと、難しそうだし、どうしても敷居が高いですよね。

 

・・・というわけで!

今回は難しい理屈は一旦抜きで「内観のはじめの一歩のやり方」についてお話したいと思います。

 

あなたの具体的なお悩みやお困り感を思い浮かべながら、どうぞご覧ください!

 

①悩みが出てきたら「自分が作っている」と思ってみる

さあ、今、あなたにはお悩みはありますか?

 

だいたいの悩みは

「あの人が」「環境が」「仕事が…」「体調が…」

というように

『自分ではコントロールできない部分』になると思うのですが…

 

まずは

「今の状況は自分が好きで作っている」と思ってください。

 

これが内観の初めの一歩なんですね。

 

びっくりされる方もいますが、一旦そう思ってみてください。

 

たとえば

 

あの人がキツイことを言ってくるのも

いつもトラブルが起こる職場に当たるのも

生まれつき体のどこかに不調があることも

親の教育方針がヘンでずっと苦しんできたことも…

 

実は全部、あなたが望んでいることなんです。

 

そう思った時に、抵抗感が浮かんでくることもあるでしょう。

「そんなことない!!本当に心からイヤなんだ!

「冗談じゃない、じゃあ、私が悪いってことか!」

「こんな悲しいことは絶対に望んでない!」

そんな怒りの声が浮かんでくることもあるでしょう。

 

その場合は

「よしよし、そうだよね、納得いかないよね」と受理しつつ、一旦脇に置いてみてください。

そして、改めて「認めたくはないが、私はこれを好きで作っている」と、声に出してみましょう。

 

②今の状況のメリットを探る

そしてその次に

「これを得ることで私はどんな得をしているんだろう?」

「ここに留まることで都合のいいことはどんなことだろう?」

と考えてみましょう。

 

ちょっと想像してみてください。

 

あなたが生まれてくる前、今の人生で知り合う人はみーんな、あなたと仲良しだったとします。

 

 

今の人生で出会った、どうしても気に食わないあの人も、いつもイライラさせられるあの人も、トラブルばかり持ってくるあの人も、いつもあなたをいいように使ってくるあの人も…

 

みんなみんな、あなたのことが大好き。

そして、あなたもまたその人のことが大好きで、強く信頼しています。

 

そして、生まれる前。

実はあなたはその人にお願いをしたとします。

 

「わたしね、人間になった時にどうしても経験したいことがあって…

申し訳ないけれど、こういうことを私にして、私がこんな気持ちになるように、

そういう目に遭わせる役をやってくれない?」

 

すると相手は言います。

 

「えーっ、大好きで大事なあなたのことをそんな目に合わせなきゃならないの?!

しかもあなたに嫌われるわけでしょ?やりたくないなあ…

 

うーん…でもあなたのためになるんなら…

 

いいよ、しょうがない、引き受けるよ!」

 

と引き受けてくれたとしたら…

 

あなたはなぜ、そんなことをお願いしたのでしょう??

 

ブロックがもたらすメリットを探してみよう

実は、すべてのブロックや悩み事には「メリット」があります。

人は無意識のうちに、「必ず自分にとってメリットが大きい方」を選んでいるのです。

 

表面的にはデメリットしかないとしか思えないことでも…

視点を広く見てみると、必ず何かのメリットが出てくるもの。

 

それを自覚すると、それだけで気づきや手放しにつながるんですね。

 

ブロックのメリットとしてのあるあるの一例を挙げると…

 

「トラブルが起こることで、それに対処する【有能な自分】を感じたい」

「辛い目に遭うことで、注目を集めよう・構ってもらおうとしている」

「孤立無援でいることで、特別な自分であろうとしている」

「目の前の悩み事にかまけて、『本当にしたいこと』から目を逸らしている」

「将来やりたいことをするうえで経験として役に立つから、「困難」をあえて経験している」

「人間として生まれたからには、このパターンの『苦しみ』を体験してみたいと思っている」

「問題が起きて、それに対応するという繰り返しをすることで、有り余るエネルギーを消化している」

「今の状況にいることで、誰かの気持ちを理解しようとしている」

・・・などなどです。

 

何か思い当たることがないかを考えてみましょう。

 

③出てきた思いは、「対処」せず「受理」しよう

もし少しでも何か思い当たることがあったあなたは、口に出して「私は○○という理由で、この状況を望んで作っていました」と声に出してみましょう。

 

出てきた思いに対して、説得しようとも対処しようともしないでください。

まずは「なるほど、そうなんだね、教えてくれてありがとう」と自分に言ってあげましょう。

 

ここで、「今の状況を変えたいから、自分を説得しよう」とついしてしまうのが人間。

ですが、ここでは、後先のことは考えないで、一旦、その気持ちに集中します。

 

自分が思っていることを感じて、ただ「分かったよ」と受け止めてあげること!

これが本当の意味の受容なんですね。

 

今目の前に起きていることは、あなたが必要だと思って起こしているわけですから、

全てを理解できなくてもその「見えない自分の選択」を、少しでもいいので信じてあげましょう。

 

これだけでも、きっと何かが変わってくるはずですよ。

 

内観とは、気づきと手放し

では、今回のまとめをみていきましょう。

内観はじめの3つのステップまとめ

①悩みの原因を「他人」や「環境」ではなく、「今の状況は自分が選び、作り出している」と考えてみる

②今の状況から得られるメリットを考えてみる

③少しでも思い当たるものがあれば、「対処」も「説得」もせずに、「そうなんだね、おしえてくれてありがとう」と受理だけする

 

さて、いかがでしたでしょうか。少しでもあなたの気づきの助けになれば幸いです。

私たちにはいつでも選ぶ自由があります。今の自分に制限を感じるのなら、目に見えない自分の考えを知る必要があります。今まで気が付かなったことを自覚し、認め、そして手放す。それが内観なんですね。

大丈夫、正しいフォームで内観をすれば、恐ろしいものは出てきません。

そして、どんな道を辿ろうと全ては一番奥に愛が出てくるようになっていますので、「うまく出来なかった」という人も、「よくわからないけど、奥には愛があるらしい」ということだけ、頭の片隅に入れておいていただけると嬉しいです。

さて。

マゼンティークでは、セッションにて内観のパワフルなサポートを行っております。また、こちらのコンテンツで、内観に関する情報をふんだんに(笑)発信しております。ぜひぜひお役立てください園。

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