※この記事は、旧ブログ「愛と生命のバナナマン事件」をそのまま掲載したものです。
霊能力がある人のエピソードとして
「臨死体験をしたときに高次元の景色を見て…」
「ある日突然光に包まれて…」
「ある日神様の声を聞いて…」
のような「強烈に宇宙を近くに感じた体験エピソード」的なお話、よく聞きますよね。
そういうイメージのものとはちょっと感じが違いますが(笑)、今日は私が10年ほど前にした、「強烈に宇宙を感じた体験」のお話をさせていただきます♪
バナナマン事件
当時の私は、表面的には「元気で明るいいい子」だったのですが、その実、メンタルが不安定で疲れと不安と自分への不信感を感じることが多い毎日を送っていました。周囲や環境に恵まれていると思いながらも、いまひとつ幸福感を感じることが少ない毎日でした。
ふらっと「もう疲れたから死んでしまいたい、死んじゃいたいなあ・・・」という心境でいたある日、何かのきっかけでDVDを買いました。
それはお笑い芸人「バナナマン」のコントのDVDでした。
私はバナナマンのコントが好きでよく見ていたのですが、買ったのはそれが初めてのことでした。
DVDには整理券がついていました。
近いうちに札幌の大型DVDショップでバナナマンの握手会があるということで、その整理券でした。
「ふーん、まあ、急いで死ぬこともないし、その前に生で一回見てみるのもいいかもしれないなあ」と私は無感動に思いました。
そして程なくして当日がやってきました。
狭い店頭に150人あまりの人がみっちりと集まって、バナナマンのお2人がトークイベントを始めました。
「うわあ、本当に存在するんだ~」と月並みな感想を持ちながらぼんやりと見ていたら、バナナマンのお2人が「ここにいる全員とジャンケンをして、勝ち残った一名にサイン入りポスターをプレゼントします」といいました。
そして、参加者150人余りでジャンケンをしたところ。
勝ち残ったのは…なんと私でした。
私は何が起ったのかよく分からずパニックになりました。
その後の握手会で、バナナマンのお2人は私の肩を叩きながら「キミすごいね!ものすごい強運だね!」「超ついてるよ!」「いま宝くじとか買ったら絶対あたるよ!」と言うようなことを口々に言ってくれました。
思わず私がおどおどと、「あの、私なんかが本当にもらっていいんでしょうか」と言うと、彼らは笑いながら言いました。
「何言ってんの!いいんだよ!!」「大丈夫だって!!」
その時、雷に打たれたように強烈に私は思いました。
宇宙は私を生かそうとしている、と。
その後、放心状態になってしまい、どうやって帰ったのかもよく覚えていません。
とりあえずかろうじて私が帰り道に思った二つのことは、「ポスターを飾る良い額縁を買おう」「今死ぬのはありえない」ということでした。
あれから思うこと
今でも部屋にそのポスターは飾ってありますし、テレビで彼らの活躍を見るたびに元気を頂きます。あれ以来も驚くような体験は随分してきたつもりですが、あの時の「宇宙の意図をものすごく身近に感じた感覚」は、いまだに忘れられません。
それまで私はてっきり、宇宙は他の人には優しくても、自分にだけは厳しいものだと思いこんでいました。
「辛くても投げ出すことは許さない」とか「甘ったれていないでやることをやりなさい」とか、そういう厳しいものだと勝手に思っていました。
でもその時になってようやく、「意外と宇宙はわたしに優しくしようとしているのかもしれない」と、感覚的に理解したのです。
余談ですが、この「感覚的な理解」というのは非常に大切だったりします。
高次からのアドバイスを聞いたときなんかもそうですが、頭で理解しているだけでは足りず、結局「自分の体で腑に落とす」「感覚的に理解する」ことをしないと、人と言うのは本当には理解できないものなのです。
それまで、私も色んな人に「あなたは大丈夫」とか「守られてる」とか「愛されてる」とか言われても正直全然ピンとこなかったのですが、この経験を期に「そうかも」と思えるようになって以降、少しずつそういうようなことが分かるようになったのでした。
宇宙には無駄はないものです。そしてどんな人も等しく宇宙に愛されて守られて、生かされています。それを感じられるか感じられないかで個人差が出るのは、本人が「受け取ろうとしているかどうか」という部分だけだったりするのですよね。
また気が向いたら体験談のお話をしたいと思います。
ではでは、今日はこんなところでヾ(o´∀`o)ノ