こんにちは、神代桃子です!
さて、今回は「ガイドスピリット」についてのお話をしようと思います。
人間には誰でも、「高次元の見えないサポート役」がついています。これがガイドスピリット(「守護霊」「指導霊」とも呼ばれがち)と呼ばれるものです。
どんなものかはわかりやすいマンガを描いていただいたので、まずは、こちらをご覧ください。
さて、というわけで、今回はこのガイドスピリット(以下「ガイド」と言います)の、「お仕事内容」や「どんな思いで仕事をしてくれているか」ということについて書いてみたいと思います。
高次の存在も完全ではない
さて、あなたは「高次の存在は、寛容で慈愛深くて何もかも分かっている」「困ったり悩むことなんてないに違いない」というイメージを持っていませんか?
私もかつてはそんな風に思っていたのですが…彼らも、肉体がなくとも、それぞれの立場ならではの悩みや迷い、うまくいかないことなんかもあるようです。
人間のような生々しい悩み方はしていないのかな、とは思うのですが、意外と皆さん人間臭いというか、それぞれの立場でしか感じられないことを感じているような印象ですね。
もちろん人間とは視点が違うので、人間より気が長い傾向はあります。しかし、高次の存在もまた我々と一緒で「魂の修行の過程」にいる存在に過ぎないので、けして「完全」ということではないのです。
ガイドって、こんなに大変!!
さて、ここからは肝心の「人間を導く」というガイドさんの仕事についてお話しますが…
実はこれって非常に「手間の多い、面倒なお仕事」なんです(笑)
というのも、人間というのは…
「何度も何度も同じ失敗を繰り返す」
「頼ったと思えば、肝心なところで意見を聞かない」
「同じことばっかり考えて、なかなか先に進まない」
「すぐ自信をなくしたり、そうかと思えば背伸びをする」
「なんだかんだいって結局、見えない存在の言うことは今一つ信用しない」
というような特性があるから(笑)
イメージとしては、我々が3~5歳くらいの子供を育てる感覚と似ているのでは、と私は思っています。
子育てをした経験のある方はわかっていただけるのではと思いますが、それくらいの子供って「分かっていないことも多いのに何でも自分でやりたがる」「やらせると手間がかかるんだけれどもやらせた方が本人のためになる」「出来ないことが多いのに、自我はしっかりある」…みたいな、そんな感じでしょうか(笑)
我々があれくらいの子を育てるような感覚で、高次の存在達は、我々を導いて見守っているのですね。
また、彼らは「直接人間に手を出す」のではなく「間接的に行う」のが基本です。環境を整えたり、必要な情報や人と巡り合うよう調整、合図やひらめきを送るというようなことですね。
と、さらっと書くと簡単に見えますが
これも実はかなり技術やセンスが求められる難しい作業なんです。
というのも。
彼らは普段は「エネルギーだけ」で情報のやり取りしていますが、人間に何かを伝えるためには、彼らサイドでわざわざ「人間にわかる形」に翻訳してコチラに届ける必要があるからです。これが非常にまだるっこしいそうで、なかなかうまく伝わらないことも多々ある様子。
どうやって翻訳しているのか見せてもらったことがありますが、「複雑な図形を、言葉だけで説明する伝言ゲーム」みたいな感じでした。いや、これは大変だな、という感じです。
そしてガイドに必要不可欠なもの、それは忍耐力です。
彼らの仕事は、「調整をするだけしたら、本人が気がつくまでひたすら待つ」というのが基本です。同じことの繰り返しになっても、行ったり来たりしても、信じて時にはコツコツ準備したりしてきたことが一瞬で無駄になってしまうことがあっても、ずっと同じことをやってくれているのですから…そう考えると、本当に頭が下がりますよね。
高次の世界での「ガイド」は、人間で言うなら「教師や介護・保育士さんなどの対人援助のお仕事」のような…「やっていることの割には物理的な見返りが少なく、よほど好きでなければ難しい仕事」なのかもしれません。
好きだから、一緒だから、頑張れる
さて、ここまでガイド業の大変さを書いてきましたが(笑)
なぜそんな大変な仕事を彼らがどうしてやってくれているかと言うと…「担当している人間のことが好きで好きで仕方ないから」ということに他なりません。
本人が少しでも学びを得たり、成長したり、嬉しそうにしているのを見ると、心が震えるような喜びを感じ「ああ、ガイドをやってて良かった!!!」と思うのだそうです。
そして、どんなに待つ時間が長くても、頑張り続けられるのは「大丈夫、この子は必ずわかってくれる、できるようになる」という信頼があるからでもあります。この仕事を通じて多くの気づきや学びを得て、自分自身を成長させることもまた喜びなのだとか。
お客様に「ガイドがあなたを見守っていますよ」と言うようなことを伝えると「自分には使命があるからだ」とか「自分には世になすべきことがあるからだ」と解釈される方も結構いらっしゃるのですが…
いや、そうじゃないんです!(笑)
使命とか関係なく、彼らは、単に「あなたという個人」が好きだからなんですよ!
そして、彼らもまた、「ガイドの仕事」を通じて、自分自身を高めて魂の成長につなげていたりもするご様子なので「視点や立場は違えど、あなたと一緒に成長している心強いパートナー」であるともいえるでしょう。
もっとガイドを身近に感じよう
さて、ということで今回のまとめです。
まとめ
・ガイドもまた、立場は違えど人間と同じ不完全な存在である。
・ガイド業は、「調整」「伝言ゲーム」「忍耐」の繰り返しの、手間と面倒が多いお仕事。
・損得ではなく、ただあなたが好きだという思いから一緒にいてくれている。
さて、そんなわけで、今回はガイドさん側のお話を少しお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?
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