※この記事は2018.7の記事「スピリチュアルを道具にするために~幸せになるためのスピリチュアル~」をリライトしたものです。
こんにちは、神代です!
今回は「スピリチュアルを使いたいけれど、依存したり、振り回されたりするのはちょっと怖いなあ」というあなたへお届けしたい記事です。
というのも…
かくいう私も今でこそ、霊能者を仕事にしていますが、10代のころなんかはしっかりスピリチュアルに振り回されていた時期があるんですね(笑)
そういうわけで、そんな実体験も踏まえつつ「スピリチュアルに振り回されないためにはどうしたらいいか」について、考えてみたいと思います。
スピリチュアルに振り回されないための3つの心得
スピリチュアルに振り回されず適切に使うため大事なことを挙げるとすれば、
・目的を持って使う
・自分よりスピリチュアルを上に置かない
・自分の人生の責任を自分で持つ
という3つが挙げられます。
それでは詳しくお話していきましょう。
振り回されていた頃の、私の話
さて、ここで、ちょっと例として私のお話をさせていただきます。
10代のころの私は、自己肯定感が低く、生きにくい感覚がいつもあったのですが…
今思うと当時は霊感を「いつもなんとなく使っていた」んです(笑)
自分はこうしたいとか、なんのためにという意識はなく…
『人に求められたから使う』とか、
『何かが感じとれちゃったから、それを伝える』とか、
『スピリチュアルを使えば幸せにしてもらえそうな気がする』
というように、
自分自身の軸がなくいつも受け身。
スピリチュアルありきだったんです。
でもこれって実は…
「自分の判断を放棄して、いつも自分よりもスピリチュアルを上に置いている状態」!
自分が下なのですから、上のものに従うしかないわけで…それは、振り回されちゃいますよね(笑)
たとえ人に求められても、使うかどうかは自分で決めていいこと。
なのに、当時の私は、半ば自動的に「求められたということは使わなきゃ!」と使っていたので、
スピリチュアルだけでなく人生全般において「いつも自分以外の何かに振り回されている」という状況だったんですね。
振り回されなくなった今との違い
さて。
それから時が経ち、今の私はどうしているかというと…
まずスピリチュアルを使う時は『目的やどうなりたいかを明確に』しています。
たとえば「自分の本音を知るために使おう」とか、「この時間を快適に過ごすために使おう」みたいな感じです。
あくまでスピリチュアルは道具。
自分の目的のために、使えそうであれば使う。
この姿勢が大事なんですね。
そして先に書きましたが
『スピリチュアルを自分より上に置かない』という姿勢。
これもとっても大事です。
たとえば…
『スピリチュアルが使えるからすごいとかエライ』という感覚がある場合、
それは言ってみれば「スピリチュアルを自分よりも上」に置いている状態なわけです。
「それが自分よりも上」と思っているから、「それを身につけると、自分が高まったような気持ちになる」んですね。
でも。
自分の価値は何をどうしようと基本的に変わりません。
スピリチュアルを使えると便利なことは便利ですが、それ以上でも以下でもないのです。
この認識がしっかりあると
「スピリチュアルはあくまで道具であって、あってもなくても別に大した違いはない」
という感覚が持てるため、
必要以上に頼ったり振り回されたりすることなく、いい感じの距離感で付き合うことが出来るんですね。
『自分の人生の責任を自分で持つ』とはどういうことか
さて、
続いて振り回されないためには『自分の人生の責任を自分で持とう』ということについてのお話。
「単に振り回されないようにするだけなのに、何を大げさな!」…と思うかもしれませんが、
いや、これは実は一番大事な部分なんです(笑)
先ほど
”半ば自動的に「求められたということは使わなきゃ!」と使っていたので、スピリチュアルだけでなく人生全般が、「いつも何かに振り回されている」という状況だったんですね”
と書きましたが…
これは、正確に言えば、順番が逆。
当時の私は、
『考えなかったから振り回された』のではなく…『振り回されたかったから、あえて考えていなかった』んですね。
「え?振り回されたかったってどういうこと?」と思うかもしれませんが…
人って『自分の人生の責任を負いたくない』という気持ちがあると、自分で出来る選択をあえて放棄するんです。
というのも…
自分のことを自分で主体的に決める、選ぶというのは、ものすごく責任が生じること。
人に決めてもらったら人のせいに出来るけれど、上手くいかなかったら全て自分の責任になるわけです。
それってすごいプレッシャーなんですね。
そして、何かを決断するということは、それに伴う「面倒が生じる」ということでもあります。
流れに任せていれば考えなくても済みますが「頼まれたけれど断りたい」ともし思ったら、断る手間がかかるし、それに伴う申し訳なさとか罪悪感を感じなきゃいけないしで、多大な労力が必要なわけです。
その結果『自分で選んだり選択するのは怖いし面倒だから、相手のせいにしちゃおう』
↓
『周りに振り回される人生にしよう』
と人は潜在的に選んでいるというわけなんですね。
というわけで結局のところ…「スピリチュアルに振り回される」というのは「スピリチュアルのせい」ではないのです(笑)
もし振り回されてしまったのあれば、それは、主体的な生き方から逃げているという自分の姿勢が表面化しているだけに過ぎないので『もしスピリチュアルを適切に使いたいなら、自分を見つめたほうがいいよ!』というサインでもある、というわけですね。
とはいえ、
「自分で責任を持って生きる」というのは結局のところ、好き好き。
なので、全員がそうなるべきだとは私は思いません。
ですが、
「スピリチュアルに振り回されず、扱えるようになりたい!」と言うのであれば・・・
「自分の責任はしっかり自分でとろう」
「面倒もあるけれど、自分の人生を生きよう」
・・・そういう状態になる必要があるんですね。
では、どうしたらそう思えるようになるか。
わかりやすい手段の一つとしては、自分と向き合い、本音を探る「内観」。
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