こんにちは 神代です~。
さて、突然ですが質問です。
あなたは自分のことを「比較的頑張っているほう」だと思っていますか?
それとも「あんまり頑張っていないほう」だと思っていますか?
もしあなたが「頑張っているほう」だという自認がある場合…「頑張ってない人はサボってる人」「だから成長できないんだよ!」という風に内心思っていませんか?
また、あなたが「頑張れてないかも(^_^;)」というタイプだった場合…「自分は頑張っている人に比べて全然だめだな~」という劣等感や引け目を感じたり、「出来る人はいいよな」と拗ねた気持ちになったりいませんか?
このように、「頑張っている」という人と「頑張ってない」という人の間には、なぜだか深い溝が生まれがち(笑)
だけど潜在意識のレベルでいえば、意外と「両者がやっていることは一緒」だったりするんです。
ということで、今回の記事では「頑張る人」と「頑張らない人」の、「それぞれの心理と適応パターン」や「それぞれの生きづらさにどう対応したらよいか」について書いてみたいと思います!
「頑張る人」も「頑張らない人」も、自分にとってコストが低い方をとっている
さて、「頑張ってる人も頑張ってない人も一緒」というのはどういうことかというと…結局どちらも「自分にとってラクなほうを選んでいる」という側面があるからです。
頑張っている人って、「目の前のことに対して、何も動いてない状態が負担」であることが非常に多いんです(すべての努力がそうだとは言いませんが)。物事に対して、「努力する」ことが「努力しない」ことよりも、その人にとってコストが低いんですね。
また、逆に頑張らない人は「努力する」よりも「努力しない」ほうが、自分にとってコストが小さいからそれを選んでいるんです。
ではなぜ「頑張る」「頑張らない」の違いが生まれるか
さて、ではどちらも「ラクなほう」を選んでいるのなら、なぜ道が分かれてしまったのでしょう。
私の考えですが、これは「幼少期の適応パターン」から来るものだと思います。
「頑張る人」というのは
・家庭の中で、自分が頑張って支えたりイイ子であったりした
・努力して達成することで、アイデンティティを保ってきた
・目の前の課題を、自分で乗り越えることで生き延びてきた
というようなバックボーンがある場合があります。
対して「頑張らない人」というのは
・能力や頭の良さを発揮してしまうと、都合が悪い環境だった
・考えてもどうしようもないような試練が多かった
・自分の努力が報われないことが多かった(例えば、転校を繰り返し、いくら自分が頑張って人間関係を築いても、転校のたびにリセットされてしまうなど)
みたいなバックボーンがある方が多いんです。
こちらは、要は「頑張らない自分」でいることを頑張ってやっているとか、頑張っても無駄だから最初から直視しない…みたいなイメージですね。
「頑張っているのにうまくいかない」あなたには
というわけで、前者の「頑張る」タイプだったあなた。
そういう自分と今の目の前の状況に満足がいっているのであればいいのですが、もしも現実生活にいつもトラブルがあったり、なんとなく満たされていないという感覚があるのであれば・・・
「自分はできる自分でいなければ価値がない」とか「自分から『頑張る』というアイデンティティをとったら何も残らない」みたいな感覚がおそらくあるのではと思います。
また、必要以上に「頑張っていない人に対して、ざわつく」感覚がある場合は…
「何もしていない人はずるい(自分はこんなにも頑張っているのに手を抜くなんて)」「何もしていないのに愛されていていいな(自分はこんなに頑張らないと認めてもらえないのに)」という思いが隠れている場合も多いんですね。
そのブロックを見つめ直して、「自分は出来ても出来てなくても、価値は変わらない」と思えるようになった時、きっとあなたは本当の力を発揮するはずですよ。
「頑張れなくて無力感」のあなたには
さて、「自分は目標に向かって頑張れない」「すぐ投げ出してしまう」「頑張っているつもりだけどなんだかうまくいかない」というあなたには、
「物事を直視するのが怖い」「うまくいったら大変なことが起こる」「やってもどうせ無駄」「全力を出して上手くいかなかったらどうしよう」というようなブロックが隠れていることが多いです。
前述の通り「頑張れない」のは悪いことではないのですが…もし「今の自分に満足が行っていない」とか「本当にやりたいことを達成したい」という感覚があるのであれば、
その辺のブロックを手放して、「頑張る回路」を鍛えなおすということが必要になってきます。
とりわけ「頑張れない」タイプの人は、「実際に積み重ねて何かを達成する」という物理な成功体験が、めっちゃくちゃ大事です。
なので、どんなことでもいいので、期間と目標を決めて何かを達成することを目指してみるのもいいと思いますよ(^^♪
頑張るのも、頑張らないのもアリ!でも生きづらいなら見直しどき
というわけで、今回のまとめはこちら!
さて、簡単に「自分と向き合ってね」とは言いましたが…簡単にできないのが人間というもの。
マゼンティークでは内観のお手伝いを大変得意としています。
どんなやり方でも人生は正解です。だけどもし、「自分の生き方に満足が行っていない」「今の目の前の状況に満足がいかない」というあなた。
それって、自分と向き合ういいタイミングですよ!
気が向いた時、ピンと来たときは、ぜひ遊びに来てくださいね♪(*^^*)
マゼンティークは必要なあなたのお越しを、お待ちしております!