オススメ記事 内観(ブロック解除・自己対話)

その制限「ブロック」かも!?~気づきと手放しのステップを実例でご紹介~

こんにちは、神代です!

「どうも生きていてやりにくい」「思うように行動できない」「頑張っているのに成果が出ない」…そんな感覚はありませんか?

もしかすると、それは「ブロック(自分を制限する無意識の思い込み)」が原因かもしれません。

ということで、この記事では、私神代の実例を取り上げながら…『ブロックとは何か』『それがどのように行動を制限するのか』そして『ブロックを手放す具体的な方法』について解説してみたいと思います!

 

ブロックとはどういうもの?

さて、ブロックとは「自分を制限する無意識の思い込み」と書きましたが…それはどんなものなのでしょう。

さっそくここで神代の実例を見てみましょう!

 

私は当サロンを開業して2年になりますが、ふと先日「思えばサロンの開業時(2年半前)のこうなりたい!という理想とは全然違うところに来ているな。でも今、あれは全然叶っていないのに、幸せを感じているなあ」と気が付いたんですね。

そういうわけで…「開業当時思っていたことと、今の現状思っていること」を比較して書いてみました。

 

(公開する意図で書いていなかったので、すごく字が汚くて申し訳ありません)

 

左側が2年前の私、そして右側が今の自分です。

 

さて、皆さんはどう思われますか?

「いや左側、こうしなきゃ!ああしなきゃ!まみれやん!!!」と私は笑ってしまいました(笑)

【注:これはブロックにフォーカスして書いた表なので、100%こういう思いだけを原動力に仕事していたわけではありませんよ!】

というわけで、これがブロックです。

「こう思われたい」「こう見られたい」「○○するのが普通」というように…自分がこうしたいと思った時に、それが周囲の事情や外側から見られた時の視線を気にしていたり、「これが世の中当たり前」と取り扱っているものであれば…それがブロックなのです。

 

さて、対して右側を見てください。

「左側」が『こうじゃなきゃ!』とどこか切迫感があるのに対して…「右側」はなんだか全体的に「別にどっちでもよくない?」と不要なこだわりが抜けて、気楽な感じがしますよね。

ブロックがないとこんな風に「しがらみがなく、自分のやりたいことをクリアに選べる」状態になるんです。

これがブロックがある状態とブロックのない状態の違いなんですね。

 

ブロックとは「他人に向けての証明」である

さて、ここで少し解説ですが…

「ブロックがある」ということは、言い換えれば「誰かに何かを証明しようとする」ということでもあります。

例えば「おしゃれに見られたい」というのは、「(本当の自分はダサいと思っているから)ほら、おしゃれなんだぞ!どうだ!」と示すことであるし、

「他の霊能者よりすごいと思われたい」」というのは、「(実は自分は大したことないんじゃないかと思っているから)ほら、他の奴よりすごいんだぞ!どうだ!」と示すことでもあるのです。

また、別な例として「自分はどうせうまくいかない」などのネガティブなブロックがある場合も…

「(自分の実力のせいではなく)自分にうまくいかないという思いがあるから、実力が発揮できずうまくいかないんです」という証明だったり、あるいは「過去に親にこんな風に育てられたからうまくいかない(=自分でなく親のせい)」という証明だったりします。

でもその証明はどれも実は「復讐」なのです。

例えば「おしゃれに見られたい」というのは「過去に私をダサいと扱った奴!今私はこんなに輝いているぞ、ざまーみろ!」という意思が少なからず含まれます。

そして、「過去にこんな風にされたからうまくいかない」というのは「お前が傷つけたせいで今でもこんなに私は大変なんだぞ!嫌がらせとして苦しんでやるからな!よく見とけよ!」というニュアンスが根本にあるのです。

でも、復讐というのは「人生の本来やるべき本筋とはズレたところにあるもの」。そして復讐には多大な労力がかかります。

なので、それを追いかけているといつまでたっても「本来の自分がなすべきこと」にたどり着けないのです。

右の「ブロックがかなり外れた状態(完全ではないにしろ)」の方を見て頂けると何となく感じ取れると思うのですが

ブロックがないと「自分がどういう存在かを証明しようとしない」=「そのままの状態であることを自分に許せる(自分が未熟だったり不完全なことを、周囲や自分に隠そうとする必要がない)」

という感じになるのですね。

 

ブロックがあるとこんな行動パターンになる

では、ブロックがあるとどんな行動&思考になるのかを、例を出して説明します。

 

私の「SNSを活用!すでに起業している人たちとどんどん交友しなきゃ」…というブロックです。

 

繰り返しますが、私は当時これがブロックだと思っていませんでした。起業したからにはこういうことをするのは当然だと思っていたのです。

なので疑いなく、やみくもにFacebookをやってみたり、個人事業主の交流会に行って名刺を配りまくったり…みたいなことをたくさんしましたが、しかしそれはうまく思うような成果につながりません。

SNSはあまりいいねが付かないし、交流会に行っても友達はできません。当然それを通しての集客もできませんでした。そしてそんなとき、私は自分が否定されたかのような挫折感を感じました。

「みんなやってるんだから、頑張ってやらなきゃ」とか、「これができないんじゃ集客なんてできないぞ」とか、「どうしよう、あんまり見てもらえてないようだ、これじゃヤバイぞ」とか、「努力が足りないのでは。もっと本を読んだり詳しい人に聞いたりして勉強しなきゃ」とか、どんどん焦り、表面的なアイディア(本当にやりたいわけではない、小手先のテクニック)で頭がいっぱいに。

そしてやっぱり駄目だと「=できない自分はダメだ」というところに結論をもっていっていたわけです。

 

ブロックをどうやって手放したか?

では私がこのブロックをどうやって外してきたのかというと…

「その都度自分の気持ちに向き合ったりして、ブロックを一つ一つ外してきた」ということ、そして「とりあえずいろいろやって試してみた」という感じです。

 

そういうわけでこのブロックを掘り下げたところ、

「SNSや人とのつながりで集客しなきゃいけないのはそもそもなんでか?」

  ↓

「それがビジネスではどうやら『普通の』やり方のようだから」(※私の勝手な思い込みです)

  ↓

「普通だということを証明しようとしている=
私は『自分は普通ではない』と思っていて、それを恥ずかしいことだと思っている」

というところに行きつきました。

そして、なんで「普通じゃないと思っているのか」というところを掘り下げた結果、「小さなころから霊感がある自分が変な子だと扱われてきた」ということに猛烈なコンプレックスを感じていたというところに行きあたったのです(注:私の場合、この「私は普通じゃない」というのはいろんな局面でことあるごとに出てくるおなじみのブロックでもあります)。

また、幼いころいじめられていて仲間外れにされたりしていたので「みんなの輪に入る」ということができず、それができない自分がとってもダサいと感じたり、自然体で大人数とワイワイできる人にとても憧れを持っていたことも思い出しました。

つまり「普通じゃない」「仲間外れ」ということで傷ついたかつての私はそれを根に持っていて…

「私はこんなに普通なんだぞ!どうだ!」と世の中に証明し続けようとしていたり、また、私を仲間はずれにした特定の相手に「お前は私のことを仲間はずれにしたが、私はいまこんなにイケてる仲間に囲まれてるぞ!お前なんかよりずーっと格上なんだ!どうだ!」とこれまた証明しようとし続けていた…

ということなのです(笑)

そのきっかけになったエピソード(人の変な子扱いされた時のことや、仲間外れにされた場面)に立ち戻って、その場面での悲しみや怒りをしっかりと感じました。

すると、怒りや悲しみ(復讐心)に隠れていたものが少しずつ奥から出てきます。それは「ある特定の存在(大体のブロックは、多くの場合ここが『親』に行き当たります)にわかってほしかった、守ってほしかった」というような「愛情を求める声」だったりします。

つまり『自分は愛を求めたが、相手から愛されなかった』という思いがブロックを作っていたわけです。

でもそこで立ち止まらず注意深く掘り下げると「その場では自分には理解できなかったけど、相手なりにきちんと自分を愛してくれていたらしい」ということに行き当たります。そうすると、ブロックが途端にほどけ始めます。

「よかった、復讐する必要はなかったんだ!」「勝ち負けにこだわっていたけどそもそも勝負する必要はなかったんだ!」ということになるわけです。

 

復讐の先にあるもの、それは「愛」

さて、先ほど「ブロックは復讐」と書きましたが、実は復讐で終わりではありません。

その奥には「特定の誰かに愛を求める声」が必ずあるのです。そして、その相手に愛情がなかったかというとそんなことはなく「相手も自分のことを愛していたけど、すれ違っていた」「相手は良かれと思ってやっていたけど、こちらに伝わっていなかった」ということが、ブロックを適切に掘っていくとほとんど必ず判明します。

つまり、最終的には必ずブロックは「愛」に行きつくようになっているのです

「相手も自分を愛していた、そもそも問題なんてなかったんだ」…というところまで行きついたとき、人はようやく復讐心を手放すことができ、ブロックに縛られない状態(ここでいうと「普通でも普通じゃなくてもいいや」)になることができるわけです。

 

手放した後は行動して確かめてみよう

さて、私の場合はブロックを手放したあと「ではもうSNSを使っても使わなくてもいいということになるけど、どっちがいいだろう」→「じゃああんまり使ってて楽しさを感じないし、面倒が多いから、使うのやめちゃうか」と思いました。

そして実際に「やめる」という行動を起こし、その結果を自分で確かめてみました。

私の場合はSNSをやめると、その時間をもっと別な作業に費やせたり、自分が必要以上に思い煩わされるということがなくなり「ああ、やめてよかったな」と腑に落とし、自信をもってやめることができました(もしここで「やってた方がよかったな」となれば、またSNSを再開すればいいのです)。

ブロックを手放したとき、たまに「解除したら終わり」だと思っている方がいますが、解除しても何もしなければ状況は変わりません。

手放した後はこのように、「行動してどうなるか確かめて腑に落とす」というところまでがワンセット!

ここまでくると無事に「手放せた」という状態になるのです。

 

おまけ:ついでに当時怖かったことを見てみよう

さて、ここからはちょっと主題から外れますが…ブロックへの理解を深めるため、ついでに私が開業当時、どんなことが怖かったかも見てみましょう。

 

めちゃくちゃ自信がないのが手に取るようにわかりますね(笑)

そして、ことあるごとに「攻撃されるかもしれない」とか「自分の手に負えないことが起こったらどうしよう」という不安を感じているのがわかります。

つまり当時の私は「自分は能力がない」「気を抜いたら攻撃される・大変なことが起こる」という思いでいっぱいだったのですね。

さて、「自分に自信がない」という方は世の中にたくさんいるのではと思います。そして、その中には「自信がない」ことをどこかで美徳だったり謙虚さだと思っている方もいます。

でも実は…「自分に能力がないと思っている」=「自分は人より下だと思っている」ということは、「自分を含めて人を格付けし、上下をつけている」ということでもあるのです。

当時の自分に関してもっと踏み込んで言えば「上の人にはビビり、下の人は見下している。そして自分が上でありたいと思っている」という状態にあったなあと思うので、実際は「自信がない」は謙虚さとは真逆のところにあるのですね。

そして、「攻撃されるかもしれない」の裏にあるのは「自分も他人も信用していない」ということ。

こんな状態ですから、当時の私にとって世の中は「心を許せない、とても恐ろしいところ」というように見えていたのでしょう。

 

行動しにくいときには、ブロック解除という選択肢があるよ

まとめ

・ブロックがあると「不自由で切迫感がある」、ないと「気楽に、心からの行動」ができる。

・ブロックは対外的な証明であり、過去の否定された経験に対する復讐であり、人生の本筋からずれて居るもの。その奥を掘ると「本当は認められたかった・愛されたかった」があり、さらにその奥には「当時気づけなかった愛」が見つかる。

・ブロックを手放す方法:自分の思い込みに対し「なぜそう思うのか?」と深掘りし、「普通はこうだ」「こうしなければならない」が出てきたらそれがブロック。そのもとになる、過去の経験を振り返り、当時の感情を感じるとよい。

。ブロックは手放した後の行動が大事。実際に行動し、結果を確かめて、自分に合った方法を探すことで、しっかりブロックが外れる。

さて、ここまで散々「当時はこうだった」という話をしましたが、だからと言って当時の私が悪かったとは、私は思っていません。

当時の私はブロックまみれでありながらも当時の自分なりにいつもベストは尽くしていたし、その時の私にできる働きはしてきたと思うから。人間は死ぬまで未熟ですから、それでいいのです。

だから、かつての自分を愛しいものとして、そしてあの時にしかできないことをしていた尊いものとして、そして今の私にたくさんのことを教えてくれた存在として大切にしたいと思っています。(そしてそんな私をここまで育ててくれたお客様には本当に感謝の念しかありません!)。

人生とは、みんなその時の自分にとっていいと思ったことをやっているのですから、間違いはないのです。ただ「どうも行動しにくいな」という時があれば一つの手段として『自分と向き合う(内観・ブロック解除)』があるだけなんですね。

さて、というわけで、あなたももし「今の自分がどうもやりにくい」「現状に納得がいかない」ということがありましたら、それは自分を見つめるいいキッカケの時期なのかもしれません。

必要だと感じることがあれば、是非サロンの方に遊びに来てくださいね!(*^^*)

マゼンティークは、必要なあなたのお越しをいつでもお待ちしております。

 

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