未消化の感情を成仏させる方法~あなたのゴールは、あなたにしかわからない~

▶メールでブログの更新通知が受け取れます♪(登録はこちら

こんにちは、神代桃子です!

 

さて、どんな人でも「未消化の感情」というのを多かれ少なかれ持っているもの。

 

過去に起きたモヤモヤ、悲しみ、イライラなどのネガティブ感情はもちろん、場合によってはポジティブな出来事でさえ、「情報量が多すぎて、その時の自分では受け止めきれない」となると…

感情は「未消化」のまま、心身に溜め込まれてゆきます。

 

それはまるで「一口残った状態」の食べ物。

なんとなくもったいなくて捨てられず、そのままラップをして冷蔵庫に入れて、だけども食べられることもなく、ずっと入れっぱなし…

そんな感じで溜まっていってしまうのです。

 

 

そしてその「溜まった感情」はどうするかというと、

 

なんとか消化されようと

何回も同じような状況を引き起こして感じ切ってもらおうとしたり

(例えば、「大事な人に無視された!」というトラウマが消化されていないと、

何回も人に無視されるイベントが起きたり)

 

同じような辛い目に合わないよう

「ブロック」となって自分を制限したり…

(先の例でいえば、「無視された」というトラウマが解消されていないと、

「無視されないように派手な動きをする」とか

「無視されても傷つかないよう、自分から人を無視する」

みたいな対応策を無意識にしていたり)

 

というような「困った」動きをするのですね。

(この辺は長くなるので、詳しく知りたい人はこちらをご覧ください)

 

ということで今回は、この

【「未消化の感情」を処理するために何をしたらよいか】

というお話です!

 

 

未消化の感情は「腑に落ち」すれば、成仏する!

 

さて、結論から言うと、未消化の感情は「腑に落とす」作業をすればなくなります。

 

というのも…

 

未消化の感情というのは結局のところ

「納得できていない」からずっとそこに残っているわけです。

 

 

なので「なるほど!」と心の底から納得することが

出来ればすんなり手放すことが出来るのですね。

 

 

どうしたら腑に落ちるかは、人によって違う

 

だけどこの「腑に落とす」というのは、なかなかクセモノ。

 

というのも、

「何が納得できていないのか」

「どこがどう引っかかっているのか」というのは、

その人によって違うから。

 

なので、何を納得したら「鍵が外れる」のかに関しては、

実際に向き合ってみないと分からないわけです。

 

 

例えば先の例の【大事な人に無視されたトラウマ】の例でいうと…

 

 

「自分が何に傷ついているのか」ということが言語的に理解出来たら外れる人

 

「無視してきた相手は、単に当時余裕がなかった」ということが理解できたら外れる人

 

「無視されたことを『いつまでも根に持っている自分』のことを自分で責めていた」と気づいたら外れる人

 

「無視されたことを怒ってよいんだ!」と自分にOKを出せたら外れる人

 

「その時の自分の気持ちに戻って、ショックを感じなおす」作業をしたら外れる人

 

「『無視されたことを、当たり前のように
受け入れてしまった自分(自分を守れなかった自分)』に対して怒っている」
ということに気が付いたら外れる人

 

「怒っているつもりだったけど、本当は、寂しさと無力感でいっぱいで、
でもそれを感じるとみじめだから、『怒り』という強い自分を演出していた」
ということに気が付いたら外れる人

 

 

・・・というように、『ゴール』は人によって、千差万別なんですね。

 

 

ブロックって結構システマチックなので

「似たようなブロック」を持っている人は多いのですが

同じようなブロックであっても

「どこが引っかかっているのか」「どうやったら外れるか」に関しては

人によってかなり違います。

 

ここに個性がでるというか、その人となりが表れやすい部分でもあるんです。

 

 

なので、自分の未消化の感情を手放したければ…

 

丁寧に自分の気持ちを感知しながら、

一つ一つ「これはどう思っているのかな?」

「どうしてほしいかな?」と検証していく…

 

という超個人的な作業が必要不可欠なわけです。

 

 

「出来合い」の方法で対処しようとしても、「自分」は心を開いてくれない!

 

さて、ここで自分見つめの落とし穴として

よくあるパターンについても少し触れておきましょう。

 

 

よく『「自分見つめ」「自己受容」「内観」の本などを読んで

ワークをしてもなんだかスッキリしなくて…』的な話を聞きますが

 

誰かが紹介している方法って、

だいたい「その人がしっくりきた方法」を紹介しているだけなので、

前述したように「どこが引っかかっているのかは千差万別だから」。

 

やりかたがどうのではなく、単に

「そのルートでは自分は腑に落ちない」

というだけなんですね。

 

なので、そういう場合は

「やり方が悪いのでは」とか「許せない自分は心が狭いのでは」と

必要以上にネガティブに捉えず…

 

「これではスッキリしないということは、別な角度の引っかかりなんだな!」

「こっちは自分が求めているゴールではないんだな」

というヒントとして捉えるのがいいのではと思います。

 

 

そしてね!

 

こっからが実は本題なのですが…

 

「色々試してもブロックが外れないよ~」という状況にある場合って

 

だいたい「教えられた方法をやれば解決できるだろう」と

自分との対話をさぼって人任せにしてしまっている

 

という姿勢が無意識に隠れていたりします。

 

 

断言しますが、この姿勢があると

「未消化の感情を抱えている自分」は絶対に心を開いてはくれないんですね(笑)

 

 

例えば、子育てなんかに置き換えるとわかりやすいのですが…

 

 

自分が小さな子供(=未消化の感情)で、

「親にもっとかまってほしい!」という気持ちで

おもちゃを振り回して暴れていたとしますよね。

 

そんな時、

親が「自分が何を訴えようとしているのかを聞こう」という態度を全く見せず…

 

育児本やyoutubeやセミナーばかりをあさって、

育児本に書いてある「こうしたらいい子に育つ!」

「こうしたら子供は言うことを聞く!」みたいなHOW TOテクニックばかりを

自分に試して来たら・・・・

 

どうでしょう??

 

めっちゃムカつきませんか?(笑)

 

これはもう、激おこぷんぷん丸ですよ。

 

 

「いやいや!一人で本ばっか読んでないで、生身のこっちを、はよ見ろや!」

「付け焼刃の知識でわかったような態度で、決めつけんなや!」

 

と思って、「もっと暴れてやりてえ!」みたいな気持ちになりませんか?

 

 

はいこれ、内なる自分もそうなんですね。

 

そもそも「人から教えてもらった方法でチャチャっとやって、

納得できるようなものなら、ブロックなんかになってない」んですよ(笑)

 

何で「問題行動」が出てるかというと、

そもそも「内なる自分との対話をさぼってるから」なんですよ。

 

もちろん生きていると色々あるので常に100%対話することは難しいですが、

 

なにか気になることが出てきたらその都度

 

「ん?なんか言いたいことあるの?」と関心を寄せる姿勢。

 

これが自己信頼の土台の土台になっていくんですよね。

 

 

今の世の中、メソッドや考え方がめちゃくちゃ溢れています。

 

だけどそれはあくまで参考。

しかもあなたが試したことのないただの「知識(情報)」に過ぎないんです。

 

 

大事なのは

 

「生身の自分の言っていることを、面倒だけど聞ける範囲で聞こう」とする姿勢と

「どうしたら自分にとって一番いい着地点が見つけられるか」と努力する

 

・・・そんな姿勢なんですね。

 

というかそういう姿勢さえあれば、

ブロックが解除できなくても、問題が解決できなくても、

けっこう何とかなるもの。

 

それだけでも自己信頼はぐんぐん育っていくんですよ。

 

 

さてさて。

 

とはいえ、自分対自分って、

一筋縄ではいかないですし、ぶっちゃけ面倒です。

 

 

でも、生まれてから死ぬまで、一生ずっとそばにいてくれるのって、自分だけ。

 

 

いまより深く、自分と信頼関係を結べたなら…

 

 

自分はしっかり自分の味方になってくれて

 

いつでも幸せを願ってくれて

 

それでもたまにうんざりするときもあるけれど

 

ぶつくさ言いながらでも

 

助け合って生きていけるようになれたら…

 

 

あなたは必ず

今の何倍もの力を発揮できるようになるはずです。

 

 

そして自分対自分で出来ないことは人にもできないですから

「人に対して深く影響を及ぼすことをしたい」とか

「社会貢献したい」とか

「人ともっと深く楽しく関わりたい」という場合は

自己対話って必要不可欠です。

 

必修科目ですよ!!!!

 

・・・と、いうわけで!

 

お手伝いが必要な方は、ぜひぜひマゼンティークまで遊びにいらしてくださいね!

 

まってるよ~♪(^O^)/

【メールでブログの更新通知が受け取れます!】

-