こんにちは、神代です!
さて、あなたは自分のことを「見返りを求めない行動ができる人間」あるいは「寛容な人」だと思いますか?
私は、どうしても世の中には「見返りを求めなかったり寛容な人は偉いけど、そうでない人は人間的に未熟」みたいなイメージがあるなあと感じているのですが…
とんでもありません!!
この『見返りを求める自分』『不寛容でいられない自分』というのは、実はあなたが生きる上でとっても大事なことを教えてくれている、超重要な存在なんです。
というわけで、今回は「自分の”人間的な小ささ”」を責めているあなたにぜひ読んでいただきたい記事です。
「小さい人間」になるには、理由がある
さて、あなたには以下のように感じて自分を責めるということはありますか?
・下心で動いてしまう自分がイヤ
・損得勘定をしてしまう自分がイヤ
・相手より自分を優先したり、自分さえよければいいと思ってしまう自分がイヤ
・人を広い心で許すことができない自分がイヤ
・ずっと同じことを引きずってしまっている自分がイヤ
・人からよく見られたいと思って、いいカッコをしてしまう自分がイヤ
・欲の深い自分がイヤ
でもね、声を大にして言いたいのですが、
このようなことは、なんら人として恥ずかしいことではありません!!
なぜかというと、こういうことが起こるのは「自分の中が満たされてないから」なのです。
要するに「損したくない!」「もっと認められたい!」「みんなからわかりやすいイイモノをもらいたい!」という気持ちが起きるのは、自尊心が満たされず「お腹がすいているから」。
内なる自分が「このままだと餓死しちゃうよ…」というサインを送ってくれているに過ぎないということ。
あなたの人柄には関係なくて、本能からのサインなんですね。
食べ物をあげていないのに、空腹を我慢させていませんか?
にもかかわらずこれを「自分は醜い」と責めてしまうというのは、実は自分を傷つけてしまう行為な。
これは言ってみれば自分の中の小さな子供が「お母さん、お腹すいたよ~!」と泣いているのに、「うるさい!みんないる場所で騒ぐんじゃない!みっともない!」と怒っているようなものなんですね。
お腹がすくと落ち着いていられないのは自然なことだし、「誰かの分を奪っても」「人の食べ物を盗んででも」と思うのも無理はありません(食べないと死んでしまいますからね)。
むしろ、食べ物をあげていないのに「おいお前、何勝手に腹すかせてんだ!」と責め立てる方が…
とっても理不尽だと思いませんか?(笑)
なのに、不思議と人は「じゃあ満たしてあげよう」という過程をすっ飛ばし、ついつい「みっともない!我慢しなさい!」となってしまいやすいのです。
でも「空腹」を否定しても根本的な解決にもなりませんし、自分をどんどん痛めつけるだけ。
そういうわけで、思い当たるフシのある方はぜひ、「見返りを求めて何が悪い!!(「見返りを求めて」の部分には好きな言葉を入れてください)」とすぐに大きな声で言って(←これ重要)、自分の空腹を肯定してあげることに気持ちを向けましょう。
自分を満たさなければ「大きな人間」ではいられない
思い当たることがある方は、ぜひ「自分で自分を満たすこと」に取り掛かってみてくだあし。
他の人に埋めてもらおうとしてはいけません。
なぜかというと「最終的には自分で自分を満たすことでしか空腹は埋まらない」ようにできているから。
自分で自分を満たすことに関しては、これまでもブログにあれこれ書いて参りましたが、
①自分の声をよ~く聞く
②溜め込んでいる「辛かった思い」を感じなおしてあげる
③自分が満足することを自分にどんどんしてあげる
…ということに尽きます。
<参考のブログ>
「うーん!頭ではわかるんだけど、うまくできない!どうしていいかわからん!(~_~;)」という方は是非サロンに遊びにいらしてくださいね!
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