こんにちは、神代桃子です!
さてさて、スピリチュアルを扱う時(そして、自分の人生を生きる時にも)最もといっていいほど大事なことがあります。
それは…
【今、自分が感じていることが、正解】
ということなんですね。
というのも…
そもそもスピリチュアルって「超主観的な世界」なわけで、他の人にとっては正解でもあなたにとってはどうかはわからないもの。
そして、あなたにとって「必要」だったり「良い」というものは、あなたの感覚によってしか受け取ることができないものなのです。
…ちょっとイメージしにくいという方は、試しに、ラーメン屋さんを想像してみてください(笑)
例えば、行列が出来ている評判のお店でも…
あなたがそのラーメンを食べて「おいしい!」と思うかはわかりませんよね。
また、お客さんも少ないし、ネットの口コミも多くないようなお店だけど、あなたが「美味しい!」と思うこともあるでしょう。
なんなら「そんなに美味しいわけじゃないんだけど、なんかこの味が落ち着くんだよなあ」ということもあるかもしれません。
また、「大好きでよく食べていたけれど、久しぶりに食べたら、なんかちょっと違った」みたいなこともありえますよね。
実はスピリチュアルの世界もこれと同じ。
・あなたの他の人の「正解」が、あなたの「正解」と一致しないことがある(でも、どちらが間違っているということではない)
・「正しい」ものでなくてもあなたには「必要」な場合がある
・あなたにとっての「よかった」ものが、時間が経つと変わることがある
みたいなことがあるんです。
ところが、自分が迷っているときほど自分の声が聞こえなくなってしまいがち。
スピリチュアルの世界って目に見えないということもあり、ついつい…わかりやすい指標(他の人がどう思っているか、何と言っているか)に頼りたくなってしまうわけです。
その結果何が起こるかというと…
「ここは行列ができているから美味しいに違いない!」とか
「あの有名な人が進めてくれているから絶対美味しいはず!今なんとなく美味しくないような気がするけど、気のせいだよね!」とか
「みんなと好みが違うってことは、自分の味覚のレベルが低いんだ!」とか
場合によっては、さらに踏み込んで
「このラーメンのおいしさがわからないやつはおかしい!なんとしてもわからせてやる!!」みたいになってしまったりと
不安が大きいほどに『自分の正解と人の正解を一致させよう』としてしまうことが起こるわけです。
でもね。
スピリチュアルの世界は、あなたが「これでいい」と思えれば、それが答えです。
たとえ正解でなくても、きれいな答えでなくても、今のあなたにフィットするものがそれなら、それ以上もそれ以下もないのです。
だから、迷っているときこそ、自分の中の声に耳を澄ませて…
「周りの目が関係なくて、どんな行動をとっても許されるとしたら、本当はどうしたいのかな?なんて思っているのかな?」という視点で、自分の声を聴いてみましょう。
それがどれだけ突飛でも、人と違ってもいいんです。
「ああ、そうか」とスンと納得する感覚があるのなら、それがあなたにとっての答えなんですよ。
また、自分の声がどうしてもうまく聞けないという時もあると思います。
その場合は…
アイスでも食べて、しばらく問題を放っておいて、落ち着くまで待ちましょう!!(笑)
これも結構あるあるなのですが、「迷っていたり、答えが出ない状況」であることを、人は『自分の声が聞けていない、自分と向き合えていない、ダメな状態』とジャッジしてしまいがち。
ですが、あなたが今「自分の声がうまく聞こえないよ!」と感じているなら、それもまた正解なのです。
今のあなたが「うまく自分の答えがわからない状態」なのであれば、あなたがその状態でいることこそが今のあなたにとってベストな状態だということ。
だから、「わからない」という自分の気持ちを信頼してみましょう。そして、答えが出るまで堂々と待ってみましょうね(*^^*)
ちなみに、昨今の世の中の変化の波を受け、「はやく変わったり、決断したりしなければ、自分は乗り遅れてしまう!」という感覚がある人も多いようですが…大丈夫です!!!(笑)
本当に大事な選択や決断というのは、きちんとあなたを待ってくれます。
なので、焦ることなく、安心して(それがなかなかできないときは、「納得のいく答えが出るまで、どうぞ落ち着いて過ごせる時間をください」と口に出しておきましょう)あなたの思いや感覚が沈殿して取り出しやすくなるまで、そっと置いておくのがいいでしょう。
また、最後に。
自分の正解を他者にわかってほしい、と思っているあなたに、お伝えしたいことがあります。
あなたの感覚はあなた一人のもの。だから他者にわかってもらえなかったり、異なる感じ方をされてしまうことはどうしてもあるんですね。
ですが、人があなたと意見や感覚が違うという時があっても、相手はあなたを否定したりしているわけではないと知っておきましょう。
大事なことは、わかってもらう・理解してもらうということをゴールにし過ぎないこと!
なぜなら、「わかってもらう」をゴールにすると、どうしても、相手に強要してしまうからです。
誰かと「答え」を持ち寄る際は、それぞれの答えを尊重しながら、「お互いが違う価値観のままで、お互いに心地よくいるにはどうしたらよいのか」という視点で考えることができたらいいですね~。
さてさて。
自分の声が上手く聞けない、もっと大事な人にわかってほしい、そんな思いがあるときにも、マゼンティークはあなたの心の整理のお手伝いをいたしておりますよ(^^♪
気が向いたときには、ぜひ遊びにいらしてくださいね!