こんにちは、神代です(*^^*)
今日は結構多くの方が誤解しているスピリチュアル世界の見え方についてのお話♪
多くの人は無意識に【霊感がある人たちはみんな、同じスピリチュアル世界を見ている】という誤解を持っています。
こういうとちょっと分かりにくいですが、もっとざっくりいうと、
「自分も霊感が身についたら、『霊感がある人がみんな見えている固有の世界』にアクセスできるので、そこで情報のやり取りをしたり、心を読みあったり、同じ存在の言っていることを共有できるはず』」とか
「霊には固有の外見があり、誰からも同じように見える。そして、何か霊的なものがメッセージをくれるときには、三次元の人間同士みたいに、霊感がある人はみんな同じメッセージを受け取る」
みたいなイメージです。
(言語的な表現が難しいのですが、伝わりますかね?これで(^_^;))
ですが、
【スピリチュアル世界は、見え方が人によって違い、特定の一つに絞れる答えはない】
というのが私の考えです。
ちょっと詳しく説明しますと…
現実世界でも例えばAさんという人がいるとします。
ですが、同じAさんでも、Bさんから見ると「優しいいい人」に見えても、Cさんから見ると「いけ好かないやつ」に見えたりするということがありますよね。
これはなぜ起こるのかと言うと、Aさんが【状況や相手によって見せる言動が違う】ことと、BさんかCさんかによって【受け取った情報をどう解釈するか】が違うから。
スピリチュアル世界では、この「見え方の違い」が物理次元よりももっと露骨に起こります。
同じ存在にアクセスしても【自分が相手を構成する膨大な情報のうち、どこにつながったのか】【自分がどう解釈するか】が個人によって違うことから、相手から受け取る情報がかなり変わってくるのです。
また、物理次元のように「物理的に固定された見た目や形などがない」ために、「個人の感じ方」がそのまま「見え方」に直結していきます。
極端に言えば、つながったAというエネルギーに対して、「優しい人だと感じた」なら「穏やかな女性の姿」に見えるけれど、「いけ好かないやつと感じた」なら「威圧的な男性に見える」みたいなことが起こるのです。
そもそも、スピリチュアル的に我々が「見たり、聞いたりしている」ものは、我々が脳内で「自分の見えやすいような五感にムリヤリ翻訳している」に過ぎません。
なので、「明るい光が見えた」なら、単に「ポジティブで優しいエネルギーを感じ取ったのを、自分に見えやすく翻訳している結果、そのように見えている」みたいな感じのことが起きているのですね。
したがって、同じ存在につながったとしても「見え方、感じ方」にはかなりばらつきがでてくるというわけです(なんとなく一定の傾向はあることが多いですが)。
さて、しかし。
チャネリングなどを練習していると「自分より熟達している人が見えたものが正解」だとつい思ってしまうため、
・自分のチャネリングに自信がないと、いちいち人に確認して答え合わせをしたくなる
・自分よりうまい人と見えたものが違うと、自分のほうが間違っていると解釈する
・霊感のある他の人と見え方が違うと、「自分はまだできるようになっていない」と思う
みたいなことが良く起きます。
そしてその結果、自信を無くしたり、人と自分を比べたり、人と張り合ったりして、本来の趣旨から外れてしまう。これは個人的には非常にもったいない、と思っています。
というのも。
先に話したAさんの例でいえば、Bさんが「いい人」だと思ったならそれがBさんにとっては真実ですし、Cさんが「いけ好かない」と思ったならそれがCさんにとっては真実で、どちらが正しいということはありません。
また仮に、思い込みや誤解によって、Cさんが悪意のないAさんに対して「いけ好かない」と解釈していたとしても、その「勘違いや誤解」にはCさんにとっては必ず何らかの理由や意味があったりもします。
これと同じように、
スピリチュアル世界と付き合う中では
「各自見え方が違っていても、その人の見え方がその人にとっての正解。
それぞれの見え方が本人にとっては正解で、必要なこと」
と解釈するのがよいのではないかと私は考えています。
スピリチュアル世界に限らず、「特定の正解」があると考え、それを追い求めたくなるのが人情ですが、そもそもスピリチュアルとは、物理がない分、この3次元世界よりも非常に曖昧で流動的で個別的なもの。
守護霊も、エネルギーも、オーラも、スピリチュアル世界も、ガイドの人数や未来に至るまでみんなみんな【どこにアクセスしたか】【受け取った人がどう解釈したか】によって全く違う面を見せるということは、スピリチュアルをしっかり身に着けたいのなら、ぜひ覚えておいていただきたいなと思うことのひとつです。
さて、ここからは余談ですが。
「みんな一緒の姿に見えるはず」という誤解はたぶん、ドラマやアニメ、漫画などの創作物の影響から来てるのかな~と思うのですよね(よくドラマとかで、死んだおばあちゃんが見えたり、いわゆる守護霊みたいな人たちがキャラクターとして出てきて、みんなに同じメッセージを伝えたり、見える人同士で普通に会話したりしますよね)。
でもこの辺を創作物の中でリアルに表現して、いちいち姿かたちが違ったり見え方にぶれがあったりすると、話がややこしくなると思うので、やはりどうしてもああいう表現になるのだと思うのですよね。
スピリチュアルの世界に対して「フィクションの世界でのスピリチュアル」を結構先入観として持っている方はかなり多いのですが、実際に身に着けることを考えた時には「現実の恋とドラマの恋はやっぱりちょっと違うよね」というような感じで、あまり鵜呑みにし過ぎないのがおすすめです。
マゼンティークではチャネリングやエネルギーワークもレクチャーしております。ピンときたあなたはぜひ遊びにいらしてくださいね~(^_-)-☆
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