こんにちは、神代です。
さて、どんな方でも「感謝の言葉をたくさん口にしよう!」「周りにきちんと感謝しよう!」という言葉を耳にしたことがあるのではないかなと思います。スピリチュアル系の引き寄せに関連する本などでも「感謝の気持ちを持てばうまくいく」「感謝すれば思い通りになる」というようなことが書かれていることがありますよね。
ありがとうをたくさん言えばうまくいく…
それは確かにその通りではあるのですが、その一方で「ありがとうの呪い」にかかってしまっている人も時々目にします。
「ありがとうの呪い」というのは…
嬉しくないことに対しても、「感謝しなきゃ」という思いだけで感謝したり…
相手に腹が立っているのに、「感謝するのが大人だ」と思って感謝したり…
不本意なことがあったのに、「自分に対する学びだ思って受け入れなければ」とむりやり感謝したり…
というような感じです。
というわけで、今回の記事では「ありがとうの呪い」がどのようなことを引き起こすのか、「呪い」を避けるためにはどんな風に考えたらいいのかを書いてみたいと思います。
無理矢理感謝を強いるのは、自分を攻撃しているのと一緒
さて、かつて組織の中で働いていた時の私がまさにこの「呪い」にかかっていました(笑)
沢山の仕事を一人でやらされている時にも「職場の皆さんに助けられてやってます~」みたいなことを言ったり、
すごく傷つく目にあったのに「相手も相手で自分のためを思っているんだから、その気持ちだけは受け取ろう」と思って無理やり感謝しようとしたり、
体力的に辛くても「仕事ができるようになるために、社会が鍛えてくれているんだ!」と前向きに変換しようとしたり…(笑)
そんなことを日常的にしていました。
しかも当時これらはすべて無意識のうちにしていたことで、なんと私は自分が傷ついていることすら気が付いていなかったんです。
それが人として間違いだったとは言いませんが、そんな毎日を送っていた結果…私は幸せになるどころか、あっという間に胃も腸もボロボロになってしまいました(胃や腸は「ガマン」「溜め込み」を反映する臓器でもあります)。
つまり、無理やり「感謝する」ということが強烈な自己攻撃になってしまっていたのですね。
繰り返しますが「前向きに受け止めよう」「感謝しよう」という思いは決して間違いではありません。また「感謝の気持ちが良いものを引き寄せる」というのも本当です。
ただ、ここでお伝えしたいことは…
「本当は怒っている、悲しんでいる、傷ついている」という自分の気持ちを無視し、自分に対して「いいから感謝しろ!」「そんなこと思っちゃいけない!」と抑えつけているとかえって良くないということなのです。
これは日本の文化的風土による部分が多いと思うのですが…
「何事も受け入れて、感謝できるのが大人」「いつも謙虚に、感謝するのが人格者」「感謝をできないと傲慢」というような、『感謝をできない人間は人としてダメ』というようなブロックが非常に多いなあと感じています。
プラス、『ありがとうで幸せを引き寄せる』という昨今広まってきた考え方により、そこに「感謝できないと幸せになれない」「感謝できない=損をする」みたいなブロックが掛け合わされているようにも思います。
その結果、『自分に対して無意識に感謝を強制し、それがうまくできないと猛烈に自分を責める…という負のスパイラル』に陥ってしまいやすいのです。
(もしもこれらのブロックが自分にあることに気が付いたら「もういいんだよ」と自分を許してあげましょうね!)
我慢して感謝をした結果、引き寄せる現実
実は、こういった「我慢の上に成り立つ『感謝』」というのは、それはそれですさまじい引き寄せエネルギーを持っています。
この思念は
「自分には思った通りの感情を感じる資格はありません」
「あなた(相手)が悪いけど私が我慢してあげてるんですよ」
「私は感じないようにして、とにかく耐えます」
というようなエネルギーを内包しているため、実際に以下のようなものを引き寄せてしまいます。
・自分の気持ちが素直に表現できないような状況や、自分の気持ちが自分でわからなくなるような複雑な事態
・自分の方が相手より道徳的に上であると感じてしまう(相手を無意識に下に見てしまう)心理状態
・自分の気持ちを感じる力がどんどん麻痺したり、相手に合わせなければいけなかったり自分を殺して我慢しなければいけないような状況
さあ…心当たりがある方もいらっしゃるのではないでしょうか(笑)
感謝しなきゃと思ったら、まずしてほしいこと
そういうわけで…「感謝しなきゃ!」と反射的に考える前に、まずはしっかりと自分の気持ちや本音を見つめてみましょう。
もしも怒りやネガティブな感情がある時には、感謝するよりもそちらをしっかり自覚するようにしてください。
「でも、怒りがネガティブな現実を引き寄せたらどうしよう…」と心配な方は、『これは手放しのためや、自分を愛するために感じているので、誰かを傷つける意図ではありません』と口に出して唱えると、そういうことは起きないので安心ですよ。
感じるときは、理屈ではなく感情的に、どんなに役に立たないことでも些細なことでも、自分の思っていることを素直に聞いてあげましょう。何か特別なことをしてあげなくてもいいのです。とりあえず聞いてあげて「つらかったね、わかるよ」と言ってあげるだけでも全然違います。
その中で、怒りは感じ切ることが出来ればきちんと手放せますし、「自分が自分の声を聴いてくれた!」という手ごたえがあれば、自然と感謝も浮かんでくるんです。
闇雲に周囲に感謝するよりも、自分の声を尊重してあげるほうが、ず~っと「幸せ」を引き寄せる力は強まりますよ!!
☆参考:「怒りの感じ方」についてはこちらの過去記事をご覧ください
自分で怒りを受け入れられないときには
とはいえ、怒りを感じ慣れていない方にとっては、怒りを吐き出したり受け入れるのは難しい部分も多々あります。
もしもどうしても「感謝しないといけないような気持になったとき」や「感謝できない自分に自己嫌悪を感じるとき」には…
宇宙に「私の代わりに感謝しておいてください」とお願いしてみましょう。
あるいは、「感謝できない自分の気持ちを素直に感じられた自分に感謝します」と感謝してもいいでしょう。
クリアな「感謝」ができるあなたになるために
ということで、今回のまとめはこちらです。
感謝の気持ちはクリアであってこそ、自分を何より大切にしてこそ力を発揮するもの。
そして、何より「本来のあなた」でありさえすれば、感謝しようと思わなくても、自然と深い感謝を感じることができるようになるものなのです。
感謝がもしできない時には、決して責めずに「感謝できないということは、自然体の自分でない部分(妨げ)がどこかにあるんだな」という考え方に切り替えましょう。そして、紐解くときはパズルを解くような気持で考えてみてください。
どうか「感謝」を自分を痛めつける手段にはしないでくださいね。
しっかりと怒りを感じられるようになりたい方、どうしてもありがとうの呪いが解けずに苦しい…という方は、お手伝いさせていただきます!
どうぞサロンに遊びにいらしてくださいね(*´v`)