ブロックのようでブロックでない!?あなたも持ってる『性癖』の話

 

こんにちは、神代です!

本日はブロックに関連した『性癖』のお話をさせていただきます。

 

 

さてさて、そもそもなのですが…

 

ブロックとは「自分が無意識にかけている心のブレーキ」のこと。

 

例えば、「結婚したい!」と思っているのになかなかできない…という場合、無意識に自分が「結婚しちゃいけない!」「結婚なんてしたくない!」と思っているためにそれが叶わない、ということがあります。この「結婚しちゃいけない、したくない」という「自分の表面的な欲求とは反対の思念」が、いわゆる「ブロック」です。

 

ブロックの最大の特徴は、「自分では自覚できない」ということ。なので、顕在意識で「結婚したい!!」とアクセルを踏みながら、それと同時に「絶対に結婚しないぞ!!」とブレーキを踏んでいるので、本人としては非常に負荷がかかってしまうわけです。

その結果、「結婚に関することになると正常な判断ができず我を忘れてしまう」「周囲に幸せな結婚をしている人がいると非常にザワザワする」「結婚したいといいながら、冷静に見ると結婚から遠ざかるような行動ばかりとっている」「結婚していないことにより必要以上にストレスを感じる」みたいなことが起こり(これをブロックの抵抗といいます)、これがあまりに強いと、日々の生活がやりにくくてしかたがない…ということもしばしばあります。

 

わたしはセッションでブロックを外させていただくことも非常に多いのですが、だいたい「これについて非常に悩んでいる」という方や「どうしても自分の力では解決できないような悩み(たとえば周囲の環境などに関して)がある」「同じことの繰り返しになってしまう」「生きにくくてて仕方ない感覚がある」みたいな方は、だいたい…というかほぼ100%なんらかのブロックやそれに類するものが影響しています。

ですので…

それを手ばなすと、「あれ、なんでこんなことで悩んでたんだろ?(先の例でいうと「結婚してもしなくてもどうでもよいか」と心から思えるようになる)」と呪いが解けたり、「自分では何もしてないのに現実が変わって問題が解決した!(アッサリ結婚相手が見つかった)」みたいなことが起こるんですね。

 

(ブロックについてもっと詳しく知りたい方は、こちらでたーっぷり解説してますので読んでみてね!)。

 

さてさて、ここまで「ブロック」について結構長く解説してきましたが…実は今回お話したい「性癖」は、『ブロックのようでブロックでないもの』なんですね。

 

『性癖』とは何かというと…

 

端的に言えば「本人が趣味でやっていること」

 

例えば、「結婚したいのにできない」という時に、ブロックであれば「結婚したくない、結婚してはいけない」という思念になりますが、性癖の場合「したいのにできないという状況で葛藤する自分が好き」「結婚したいのにできないという『未完の美学』や『報われない状況』に美しさを感じている」みたいな感じです。

「えっ?どう違うの!?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ここでブロックと性癖の違いをお示ししますと…

ブロックは「やりたくない、あるいは自分はそれに値しない」という「禁止の思念」であるのに対し、性癖の方は「そのほうがカッコイイ、そういう状況に心惹かれる」という「嗜好の思念」なんです。

要は、ブロックはネガティブな感情ベースなのに対して、性癖はポジティブ感情ベースという感じ。

 

ブロック解除に慣れた方は「自分に対して何かを禁止したり、それに値しないという風に思ってないかな?」という感覚でブロックを探すのですが…

性癖の場合、「自分を罰したりネガティブな思念でやっているわけではない」ために、なかなかそこをうまく見つけることができない、ということが起こるんですね(笑)

ということで、「なんだかうまくいかないことがある」というとき、「ブロックを解除しても先に進まない」「ブロックなんだろうけどうまく見つけられない」という場合は、「性癖」…つまり「なんとなくカッコイイと思って娯楽としてやってる可能性はないだろうか?」と考えてみる余地があるわけです。

 

この「性癖」に関しては、クライアントさんから「そんなの見つけられるのはお前みたいなブロックオタクだけだよ!ブロックすら自分で見つけられないのに、そんなマニアックなもの自分で発見できないですよ!」という抗議(笑)を頂くこともあるのですが…

 

実は結構簡単に見つけられる方法があります!

 

それは

『自分が映画や小説などで好む状況は何か』ということ。

そこにだいたい自分の「性癖」が反映されています。

 

例えば、わたしであれば「覚悟を問われる」「辛いけれど断腸の思いで決断する」みたいな映画とか小説のシーンにめっちゃシビれるタイプでした。で、それを性癖ではないか、という視点で踏まえて考えてみると…なるほど、人生(実生活)でも「やたら覚悟を示さなくてはならないような場面」「自分が必要だと思ったことを大事な人に反対され、でもやる必要があるので辛いけれど押し切る場面」が繰り返しちょくちょくあったことに気が付いたんですね。

 

他にもクライアントさんなどの例を少し挙げると・・

 

『ディズニ―映画が大好きで、「最初はみんなから半人前扱いされているけれど、最後はみんなに感謝されて大団円!」みたいな主人公が好き』
→実生活でも、「みんなにちょっと馬鹿にされている⇒何かを達成して見直してもらう!」みたいなことが頻発

 

『報われない話が好きで、「自分の親友と好きな人が結婚してしまう、みたいな話にぐっとくる」
→実生活でも「どんなに努力してもなぜか2位になってしまう」「頑張ったのに報われない→でも絶対負けるもんか!」みたいな状況になりがち

 

『普通に暮らしていたのに、なぜか数奇な事件に巻き込まれていく主人公のドラマが好き』
→実生活でも、なぜかわけのわからないことに巻き込まれるということが起こりやすい

 

・・・・みたいな感じです。

 

どうですか?あなたにも何か心当たりはないでしょうか?(笑)

 

ちなみになんですが、この「性癖」。

繰り返しますが自分を否定しているわけではなく、趣味でやっているので別に無理矢理手放す必要はないんです。これがあると人生がドラマチックになって楽しい部分もあります。ですが、これがあると「いちいちめんどくさいな」みたいなことが起きるんですね。

たとえば、私の例「覚悟を問われるイベントが好き」という場合、「いや、ここは覚悟は問われずに、スッとやりたい」「今回は普通にみんなに応援されながらやりたい」みたいなときにも、なんだかやたらゴタゴタが起きたり、人に反対されたり、自分の決断のせいで誰かが離れて行ったりしてしまいます。

 

また、前述した『ディズニ―映画が大好きで、「最初はみんなから半人前扱いされているけれど、最後はみんなに感謝されて大団円!」みたいな主人公が好き』みたいな方の場合は、なにかをなす前には「いちいち一旦半人前扱いされる」という、なんとなくプライドが傷つくイベントが毎回起こってしまうわけです。これは非常にめんどくさいですよね。そして、「報われないのが好き」という方の場合は、どんなに頑張っても毎回スムーズに成果が出てくれないというのは、結構な実害です。

 

では、この面倒な部分を解消するにはどうしたらよいのかというと…実はこれも簡単。

「自分はこういう性癖をどうやら持っている」と自覚すればいいだけ。

ブロックと違って非常に話が分かるのも「性癖」のいいところのひとつです(笑)

 

というのも…無自覚な状態だと、オートでやるために毎回なってしまうわけですが、顕在意識で自覚することで「毎回これをやるとこういう不具合が出るから、状況によっては出さないほうがいいんだな」と潜在意識が学習してくれるので、『今回は性癖は発動しないほうがよさそうだな』という時は出ないようになります。万が一、ここぞという時に発動してしまったときは、「いや、今回は性癖なしでするっとやりたい」とちょっと自覚するだけで、回避することができます。

そんなバカな、と思うかもしれませんが、この世を作っているのはあなたの潜在意識なので、潜在意識が学習するとほんとうにそうやって現実が変わっていくんですね。実際、私はセッションで「性癖」を発見したクライアントさんたちからは、その後話を聞けた方全員から「そういう面倒な機会が激減した」とのご報告を頂いております。

 

「性癖」はあくまで趣味なので、ブロックと違って全面的になくす必要はありません。無理矢理取り上げるとそれはそれで自分の本音を否定することになるのです。こんな「性癖持っていちゃいけない!」という思念で抑えつけると、自分のやりたいことを禁止するブロックになってしまうこともあるんですね。なのであくまで、娯楽のひとつとして緩やかに付き合うのがオススメです(*^^*)

 

さあ、このブログを読んでなんだか気になった、という方はぜひ…お気に入りの映画や小説を何点か思い浮かべてみてください。

そこに共通する要素はないでしょうか?

その要素はあなたの人生に何らかの形で表れていませんか?(笑)

 

一人で見つけられないけどなんかありそう!という方。

ブロック解除にある程度慣れてきたけど、ブロックを外しても変化が見られない、という方。

そこには性癖が隠れているかもしれませんよ。

マゼンティークでは、ブロックの亜種にも詳しい無類のブロックオタクである神代が、あなた一人では対応できないようなお風呂場のカビみたいなブロックにも、どーんと対応いたしております(^^♪

 

ピンときたあなたはぜひ遊びにいらしてくださいね~。待ってるよ(^^♪

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