【2024.6追記 現在は「気づきと手放しのワーク」はメニューにありませんが、マゼンティークセッションにて、対応しております】
こんにちは、神代です!
さて、先日「気づきと手放しのワーク」を受けてくださったお客様のご感想のメールにて、こんな一言をいただきました。
なんとありがたい、的確なご感想!
そう、このワークの肝は、「まだ自分の中で終わらせられていないことを、対話しなおして腑に落とす」という部分にあるのです!!!
ということで、今回の記事では、この「対話」の部分にフォーカスして、「手放しのワーク」や「自分に向き合うこと」についてのご説明をさせていただきます。
「自分と向き合うヒントやコツ」がいろいろと書いてありますので、ご興味のある方は是非ご覧くださいね。
「手放すための対話」の流れ
「手放しのワーク」の基本的な流れは以下のような感じです。(※その時その方に適したやり方に合わせて行いますので、違うことも結構あります)
(1)テーマの設定
例えば「気になっていて解消したいこと」「自分の好きになれない部分」「特定の悩みやブロック」などをテーマにします。
(2)ブロックの切っ掛けになった出来事を探る
そのテーマを通じて、「どこにブロックがあるか」を探り、そのブロックが出来る切っ掛けになった「具体的な出来事※」まで遡ります。
(※「具体的な出来事」とは…
これは、小さいときこんな嫌な思いをした、我慢をした、納得できなかった…というような思い出であることが多いです。ご本人は忘れていたり、「え?こんな些細なことで?」と驚かれるようなことだったりすることもあります。)
(3)感情の感じ直し
その出来事の際に感じ切っていなかったネガティブな感情を吐き出します。相手がある場合、ここではたとえ自分に非があったとしても、100%人のせいにしてOK!ここでは何を思ってもOKです。※
(※何を思ってもOK…
きちんと消化するためには「溜まった怒り」を肯定して吐き出すことが大切なのです【このあたりについて詳しく知りたい場合はブログ記事:許したいならまずは怒ろう~感情を開放するワーク~ ‘‘ をご覧ください】。ちなみに、このワークでは安全に配慮して行われておりますので、どんなに悪いことを思っても、その思念が悪い影響を及ぼさないようにきちんとエネルギー的な対策をとっております)
(4)対話する
ある程度すっきりしたら、「相手」や「傷ついた小さな自分」と対話します(相手の言葉は私がチャネリングして通訳してお伝えしています)。「実際にはどう思っていたのか」を確認したり、「何が腑に落ちなかったのか」を確認したり、言いたかったことを伝えていただきます。
それらを通して、その出来事に関して納得のいく着地点を探します。
※②~④を必要なだけ繰り返します。
自分を癒す3つのポイント
さて、この際、傷ついた自分を癒すために大切なポイントは以下の三つです。
ポイント
②自分が「何に納得がいっていなかったのか」を知ること
③相手が何を考えていたのかを相手から直接聞いたり、相手に伝えたいことを伝えること
これはどれも本当にパワフルな癒しになりまして、すべて満たさなくてもどれか一つだけでも充分癒される場合もあります。
なお、日常生活で我慢される機会が多い方ほど、①~③を無意識にしている機会が本当に多いのです。
ワークでは、「しこりを手放す」という目的ももちろんあるのですが、別な側面として
「①~③を日常的にする練習をする」
「それを実際にやってみることで、これをやっても怖くないんだよ!どんどん自分にしてもいいんだよ!という許可を自分に出す」
という狙いもあったりするのです。
そういう意味で「ワーク以後、日常で嫌なことがあっても、あまり自分を追い込まなくなりました」「いろいろネガティブなことを考えても、以前ほど罪悪感を感じなくなりました」と言ってくださる方もたくさんいます(^^♪
「相手がどうか」より「自分のために伝えること」が大切
さて、冒頭でご紹介した「やり残した対話」というのは、前項でいう「相手が何を考えていたのかを相手から直接聞いたり、相手に伝えたいことを伝えること」の部分にあたります。
人は、
「相手に言いたくても言えなかった(気を使って言わなかったり、我慢して飲み込んだり、物理的に言う機会が得られなかったりなど)」
「相手の気持ちを確認できなかった」
ということでしこりになっている部分は、実はとても多いです。
特にブロックが多い方の傾向として「相手は本当は何を考えていたのか」ということを、「相手に聞いて確認する」ということを我慢する傾向があります。
「こんなことを聞いても相手を困らせるだけ」「自分が我慢すればすむ話」「聞いてみてもしも拒絶されたら生きていけない」…そんな思いが「相手に聞く」前にあれこれ自分の中で蓋をして完結させてしまおうという思いにつながっていくのですね。
しかし。
ここで本当に大事なのは「相手に確認する」ことよりも、「相手に伝える」という行為そのもの!
一見「でも言っても何も解決しないし」とスルーしてしまいがちな部分です。しかし、「どうしたい」「こうしてほしい」という相手への要求をする以前に「自分はただこう思っている」という根底の気持ちをそのまま伝えることが、本当に本当に大切なのです。
そうすることで自分の意識の中で「私はこれを考えていていいんだ」「ありのまま思ったことを人に伝えていいんだ」というように深く腑に落ちてゆき、それがものすごくパワフルな自己肯定になるのですね。
まずは「相手に求める以前に、主張することそのものをゴールにする」。
大事なことなので繰り返してお伝えしますが、これが本~当に大切なのです!
対話をすると出てくる「ボタンの掛け違い」
そして、いざ主張をした後…実際に「ご本人を傷つけたお相手」の気持ちをチャネリングで確認してみると、『ご本人のことがどうでもよくてそのような行動をとっていた』ということはありません。
特に相手が「親」の場合、その本心はほぼ100%以下のどれかに当てはまります。
「自分に自信がなくてどうしていいかわからず、自分なりに頑張った結果、ズレた愛情表現になってしまっていた」
「好きすぎて恥ずかしくて上手に伝えられなかった」
「自分にも親にそのように育てられて、他に方法がわからなかった」
そして、そのさらに奥の本心を聞いてみると、どの親御さんも「ごめんね」「許してね」「ホントはホントに大好きなんだよ」の嵐。
そのエネルギーの強さは非常にすさまじいものなの。私もお手伝いしている立場ながら、この愛情のエネルギーに触れるたび「人間という生き物の底力」を感じずにはいられないようなものなのです。
それらの思いに触れたとき、人は問答無用の「安心感」を感じることができます。
そうして長い年月ずっとしこりになって痛みを発していたものが、簡単に手放せてしまうという方も多いのです(^^♪
本当に対話するべきは「相手」ではなく自分
さて、ここで物理的にやり直すのは「相手との対話」ですが、実は相手よりも対話するべきなのは「自分自身」。
実は、他人に何をされても人間というのは基本的には傷つきません。人が傷つくのは、『自分で「自分が傷つけられた」と解釈した時だけ』なのです。
つまり、自分が抱えているしこりの数は、「自分が自分の中で「愛されていない」と解釈した数」であるともいえるでしょう。
人間は愛されていないとそもそも人間として存在することすらできません。にもかかわらず「自分は愛されていない」と考えて心細い思いをされている方はたくさんいらっしゃいます。その方たちに共通して言えるのは「実際に愛されていない」ということではなくて「愛されていないと解釈をし続けていた」ということにあると私は思っています。
しかしこの「愛されていないという解釈」というのはなかなか根深く、自分の中では「当たり前」になっているものばかりなので自分一人では気が付くことができません。
そこでそれを教えてくれるのが「周りの人」なのです。
周囲の人は「あなたはこんな風に解釈して自分を痛めつける癖がありますよ」というのをわかりやすく教えてくれるために、あなたの人生に登場して、あなたに何かをし、それがあなたにとってブロックとなれば、あなたが学びを得るまでは憎まれ役を引き受けてくれ、そしてそれを手放してあなたが自由になったらたくさんの愛を送ってくれます。
あなたが自分で自分を向き合うまでの手助けをしてくれているのに過ぎないのです。自分にとって大切な人(特に母親)ほど重いブロックになりやすいのはそういう意味もあるのですね。
ということで、このワークは(ワークでなくても自分で自分を見つめなおすということ全般に言えるのですが)、「相手が与えてくれたきっかけ」を通して自分を見つめ、傷ついた思い出を通して、「どうして愛されてないと思ったの?」と自分と対話をしなおすことでもあります。
そしてそれを受け入れて認めることで、その「勘違い」をとても優しく正すことができるのです。
そうなると、人は少しずつ「結局はみんな味方なんだ」「だれも敵はいなくて身を守る必要はないんだ」「本当はこんなに愛されていたんだ」「自分には価値があるんだ」ということが腑に落としていけるようになりますよ。
貰い損ねていた愛情を迎えに行こう
さて、では今回のまとめはこちら!
あなたの参考になるものがあれば幸いです。
さて、どんな根深い傷もトラウマも、掘っていけば必ず「傷つけられたと思っていたけど、結局、愛情の行き違いだった」というところに行きつきます。そこに行きついていないのならあなたはまだ「掘っている途中」にあるだけ。
「本当?そんなのきれいごとじゃないの?」とザワザワチクチクした気持ちになったあなた、自分で自分と向きあうことが怖くて避けてきたあなた、一人きりで掘るのに疲れたあなた。もしお手伝いが必要な時には、いつでもサロンに遊びにいらしてくださいね(^^♪
なお、当サロンは「スピリチュアルを使える」という特性から、「亡くなった方や連絡が取れない方や先祖の方」など、物理的に対話が不可能な方ともしっかりつながってお話ができますし、物理的な対話と違って、うまく言えないとか相手にはぐらかされたりということがなく、きちんと相手の本心を聞くことができる、というメリットもありますよ。
マゼンティークは必要なあなたのお越しを、いつでもお待ちしております!